弟へ

私には二つ下に弟が居る。
弟は地元で就職し、毎日1時間半かけて通勤している。

私と弟はもう数年話していない。

弟は、昔は私に付いてくる女の子みたいで、なよなよした子だった。
一緒に絵をかいたり、私が女の子と遊ぶとついてきたり。
直ぐに泣くし、私の言うことは何でも従った。
弟はよく男の子にいじめられていた。

私は弟にいくつか謝らないといけないことがある。

勝手に部活を決めたこと。
私は中学生の時、バレーボール部と美術部に入ったことがある。
吹奏楽部に入るように勧めた。
部活の中で一番ハードだった。私は美術部に入って、
部活で忙しいほうが充実しているかを実感した。
空いた時間なんて、勉強なんかしないし、むしろだらける。
弟のことだから、ゲームばかりするようになるだろう。そう思って私は吹奏楽部を勧めた。

弟はマーチングコンテストにも出場して、結構頑張っていたから吹奏楽部で良かったかなとは思っている。


でも、弟の意思で入ったわけじゃない。

もう一つは
勝手に高校を決めたこと。
私は女子高に入学したのだが、私の年から共学化になっていた。
とはいえ、私のクラスは女子しかいなかったし、私の学年には3%くらいしか男子が居なかった。
私の高校は、もともと女子高だったのもあって、校内がきれいだったし、何より進学校である。
私は弟に大学に行ってほしかった。だから強く私の高校に入るのを勧めた。
弟は入りたい高校があったわけでもなかったから、その通り入学することになった。

昔から弟は周囲の人に流されるところがあって
例えば、勉強をさぼりまくって遊ぶ仲間とつるんでいるときは勉強しなかったし、
真面目に部活に取り組む仲間と居るときは、背筋がピンとして、部活にも励んでいた。
だから、私は弟に間違った道に進んでほしくないという思い、私が失敗して分かったから弟に同じように失敗してほしくない。
弟はゲームが好きだから、ほっといたら絶対に堕落する、そんな思いで 口をはさんでいたように思う。

でも、今、いろいろ自分の人生を振り返る時間を取るようになって考えていた。
それは間違っていたのかもしれない。と

だって私もそうだから。

仕事で分からないことがあったら分かる人に答えを求めてしまうし、
上手く言語化できない表現は、表現できている人の言葉を使ってしまう。
仕事の選択も、合理的で正しいと思える選択をしている人の言葉を信じるし
人生の選択も、心理学に詳しい人の言葉を信じてしまう。
何か人任せで、私自身から生み出されたものではない感じ。

もちろん、その時の選択には納得しているんだけど
それは、私が信じている人が正しいと言っているから。

そういう選択の仕方をしていた結果、
私は、他責な思考になっていた気がする。
それにもし、私が私を信じて選択肢を選んでいたのなら、あきらめたとしても後悔しなかったんじゃないかなと。

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  • HSPライター mana
  • ◆東京の東側在住で、趣味でライターをしています。

    ◆HSPでINFP型の社会に適応しにくいと言われるタイプ。いつも会社を辞めたがる。
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